昨日銀座資生堂ビルの館内音響の調整に行って参りました!
季節ごとやクリスマスなどのタイミングでBGMも選んでいます。
銀座資生堂ビルは、あの資生堂パーラーが入っているおしゃれなビルで、
井出所長は、スピーカー作りから建築的なところまで
音響プロデュースをしています。
建物はRicardo Bofill氏設計。
建物全体を楽器として捉え、各階によって空間音色が変化します。
1階は映画のサウンドやチェロの音色のような中音域の美しさを、
11階は天から降り注ぐような効果と透明感を。
1Fのディスプレイデザインもシーズンごとに入れ替わります。
現在のデザイン、とっても素敵ですよ!
銀座にお越しの際は是非お立ち寄りください☆
『現代化学』(出版: 東京化学同人)の5月号に、理研の中村振一郎先生の記事が掲載されました!
そのタイトルはズバリ、「化学の音」。
分子の運動を音に変換し、それを耳で聴く。すると、まるで音楽になっているーーーー。
これまで私たちもご一緒させていただいてきました、この研究についての記事をご執筆されました。
Amazonでも購入できますので、どうぞお手に取って読んでみて下さい。
またこの「化学の音」の研究、現在井出所長が出演しているANAの機内放送の中でも、大きく取り上げられています。そちらも合わせてご覧ください!
昨日は、打合せで大阪に行って参りました!
途中で、竹中工務店本店の音響シミュレーションルームに
お邪魔させていただきました!
ホールやスタジアム等、様々な建物空間のモデルを作り、
「そこで、音を奏でたらどういう響きがするか」
が聴けてしまう(!)画期的なシステムです。
実際に聴かせていただきましたが、
響きだけでなく、楽器の音色の違いも再現されていて、
私坪井は感動して涙が出そうになりました。
個人的にはウィーンのムジークフェラインと
ボストンのシンフォニーホールの音色が大好きでした。
非常に実りの多い一日でした。
お世話になった方々、ありがとうございました!
井出音研究所では、今月からTwitterで、
井出所長の語録配信を開始します!
井出所長の言葉は私達スタッフの心に毎日突き刺さっております(笑)
雑誌インタビューやテレビでは語られない日常の強烈な一言から、
著書で出てくる名言フレーズまで、毎日配信していく予定です!
ぜひチェックを!→@ide_institute
配信用にプログラミングをする我らがプログラマー・TANAKA氏。


本日は理研の公開でございました!
井出音研が入っている「化学の音」プロジェクトに関して、
中村振一郎先生より講演がありました。
講演会場は満員!来場者の皆さん、初めて聴く
「分子の音」に食入いるように聴いてらっしゃいました。
公演終了後、中村先生の元へ質問に行く人々の列。
結局、科学は、
「生命はなぜ存在するのか?」
「眼には見えない真理の探求」
「人智を超えたものに対する敬意」
というところから出発しているのですね。
「科学者ってアーティストだなあ」と感じた1日でした。
井出音研究所はこの分野は更に押し進め、
今後も他でも「音と化学」のように新分野を融合して、
未来的研究の新領域を創成していく予定です。